2015年09月

夏負け/夏バテ に効く漢方薬は前回紹介した補中益気湯(ほちゅうえっきとう)だけではありません。下記のようにいくつかあります。今回はその②です。
五十嵐内科 仙台市宮城野区福室 内科 呼吸器 循環器 土曜日午後診療 喘息 高血圧 糖尿病 めまい 脂質異常症 高尿酸血症 健康診断 にんにく注射 プラセンタ注射 AGA 男性型脱毛症 ED 勃起不全 舌下免疫療法 シダキュア 産業医 禁煙外来  
1番下に記載した清暑益気湯(せいしょえっきとう)も,夏負け/夏バテ に対して処方されることが多く,効果的です。
脾胃(ひい)とは,今風にいえば胃腸のこと。漢方では胃腸から水分や栄養を吸収することにより気を高めるとされています。胃腸が弱ると,人は元気が出なくなるものなのですね。

半夏白朮天麻湯(はんげびゃくじゅつてんまとう)

上記の漢方薬の中で,当クリニックでも最近処方回数が増えているのは,下から2番目の半夏白朮天麻湯です。
現在の日本の夏は,暑さも尋常ではありませんが,それに加えて,エアコンを使用することによる室内の冷えすぎ,環境や空間の違いによる気温のギャップも体調不良に大きな影響を与えています。
気温の変化に適応するって疲れますよね。冷え症の人にもいいですよ。女性に多いイメージです。

原典は「脾胃論(ひいろん)」
素より脾胃の証あり。時に煩燥を顕し・・・寒気の為に怫鬱せられ悶乱大いに作す。・・・復た吐逆を添えて食停むる能わず。・・・眼黒く頭旋り,悪心煩悶す。・・・心神顚倒し・・・目敢えて開かず。風雲の中に在るが如し。頭苦痛して裂けるが如し。身重きこと山の如し。四肢厥冷し,安臥することを得ず。・・・胃の気己に損じ・・・重ねて其の胃を虚し・・・頭痛と作す。半夏白朮天麻湯を製して之を主りて癒ゆ。

現代の日本語風に直すと,以下のようになります。
もともと胃腸が虚弱体質である人が,時々体調不良を自覚し,冬の寒さや過度の冷房使用のための寒冷のせいで自覚症状が悪化し,食事を摂っても嘔吐してしまい,目の見え方も悪く,回転性のめまいを伴い,ムカムカして吐き気で苦しい思いをし,ふらふらして,目も開けておられず,まるで風雲の中にいるかのようで,頭痛もひどく,身体全体が山のように重だるく,手足が冷えて,安眠できず,もともと胃腸が弱いのに(なにかの理由で)さらに胃を弱らせたことをきっかけに頭痛を生じた者に,半夏白朮天麻湯を作って飲ませたら治った。五十嵐内科 仙台市宮城野区福室 内科 呼吸器 循環器 土曜日午後診療 喘息 高血圧 糖尿病 めまい 脂質異常症 高尿酸血症 健康診断 にんにく注射 プラセンタ注射 AGA 男性型脱毛症 ED 勃起不全 舌下免疫療法 シダキュア 産業医 禁煙外来

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