
新型コロナウイルスの影響で,病院での感染を恐れ,患者さんが「受診控え」する風潮が続いています。感染を恐れ,必要な通院を控えることは健康を損なう場合があります。
内科では高血圧症や糖尿病などの慢性疾患の状態が気づかないうちに悪化していたり,健診(検診)ではがん患者さんの早期発見が遅れたりすることが問題になっています。
身体に異変を感じている方は医療機関を受診してください。慢性疾患をお持ちの方は自己判断で治療を中断せず,これまでどおり通院を続けてください。当クリニックでは新型コロナウイルス感染対策を継続中ですので,待合室で新型コロナ患者さんからウイルス感染するリスクはかなり低いです(空間的分離)。新型コロナやインフルエンザ に感染している疑いの患者さんが診察を受ける別室(専用出入口のある個室)も常時換気が十分に行なわれており,診察終了後に毎回消毒を行なっておりますので別室にて他の患者さんからウイルス感染するリスクはありません。当クリニックで実施中の感染対策は ⇒ コチラ。
症状のない方も,定期健診は病気の早期発見に重要ですので, 1年に1回は健診(検診)を受けるようにしましょう。
受診控えによる健康状態の悪化や病気の見逃しに注意しましょう。